ソウル旅行 3日目 その3 宮廷料理「石破廊(ソッパラン)」
2006年 12月 31日
私たちがお食事を頂いた石破廊の離れ
敷地内の小高い丘の上にお茶室のようにありました
石破廊(ソッパラン)で宮廷料理を頂くというプランを、それはそれは楽しみにしていました。
というのも、数ある宮廷料理のお店の中から何故この店を選んだかと言えば、それは言うまでも無くこのレストランの建物がソウルの有形文化財に指定される朝鮮時代末期の王族の別荘を移築したものだからです。
それになんと、ここは興宣大院君の別荘だったのだとか!
わたくしは韓国の歴史には疎くて角田房子氏の『閔妃暗殺―朝鮮王朝末期の国母』を大変興味深く読んだので、この別荘で深謀を張り巡らせ閔妃と死闘を繰り広げていたのか・・・・と、なかなか思うとこがありました。
(ご興味がある方は、上記書籍を推薦します。面白いですよ。)
タクシー事件は後日時間があったら書くことにします。
本当に、辿りつけないのではないかと、気疲れしました。
宮廷料理コース
どうにかこうにか無事到着して、案内されたのがメインの建物ではなく、冒頭の写真のような離れの建物。
ここは完全な個室ではありませんが、4~6人用のグループ3組が入れるぐらいの広さです。
丘を登るのがちょっと大変なので、お年よりや脚が悪い人がいると向かないですが、わたしはオンドル部屋で風情があるので気に入りました。
そして、最初のお料理がでてくるやいなや、設えの可愛らしさにいきなりテンションが上がりまくり、「写真は全て取ります。私が!」と一方的に宣言。
とてもおかしなテンションで興奮していた癖に、記憶が結構曖昧なのですよ・・・・・
ですから、「百聞は一見にしかず」の諺通り、とにかくご覧ください。
お料理の味は、基本的に薄味&極上品。
隠し味に果物の甘味が上手に使われていました。
辛いものも、一部にあり。
まずは、松の実粥と白菜の水キムチ
綺麗な色とりどりの具を好みで皮に包んで頂く
たれも好みで、2種類
なんと説明したら良いのかわかりませんが、とにかく美味!
ジョン2種類 可愛らしくそしてこれまた美味!
豚肉の三枚肉とキムチ これまたホントに美味しくって。
なんだったかよく覚えていないのですけど。うーーん。
焼肉とサラダ風の野菜の和え物
生牡蠣の和え物(だった気がします)
右側の蓋物の中にスープが・・・・・・
中身のスープ
締めのごはん&おかず
これはご飯と麺が選択できましたが、迷わずご飯を。(笑)
韓国の伝統茶 シッケという甘酒のようなお茶&茶菓子
後、写真にはとりませんでしたが、水菓子もつきました
by infanta_ayan
| 2006-12-31 00:16
| 旅日記